170506 たぶん、おそらく、いや絶対に・・・
今日の主演女優はヴィオラ。美人訓練士の膝まくらにうっとり中の寝顔を、インスタ用に撮影されているところを横からパシャ!
もう一人の主演俳優、ボルゾイのアンガちゃん、凄く人懐っこくて触られるのが大好き。今日は募金箱を首にかけて募金をお願いする。
寝そべってアピール中!
手前に更にもう一人の主演俳優、黒ラブのゼット君。ごめんね、写真を取り忘れました。
そして、美人訓練士の一声から始まった募金活動。
忙しく行き来する人々に、声を出して介助犬育成費用の募金を訴える。ボーイスカウトの時に赤い羽根や緑の羽等の募金活動をやったけど、募金をしてくださる方は様々。本当に外見では分からない。きょう一番ビックリしたのは若い女性だった。財布を出しながら近づいてきたと思ったら、何とお札を募金してくださった。正直いいですか?と聞いてしまいそうに。
また小さなお子さんは硬貨を募金箱にチャランといれて、最初は犬に恐々に触れのだが、ちょっと撫ぜると犬の優しさが分かったのか、楽しそうにしてました。
今日は昼頃から雨の予報で、シンシアの丘を出発する時には降っていたようですが、幸いに募金活動中は雨に降られずに任務を終了する事ができました。ありがとうございます。
でもしかし!である。実は私にとって初めての介助犬募金活動・・・
たぶん、
おそらく、
絶対に、
一緒に活動したメンバーたちは気付いていない・・・
私が介助犬募金活動は初めてだと言うことを・・・
なぜだ?(笑)。
以前にもあったのだが、振られた任務が実は初めのもので、私が職員に「これ初めてだけど」と言うと「え!」「うそ!」、と言われる(笑)。やはり年齢のせいか、なんでもやれて当然と言う感じなのか? そんなオーラが出ているんだろうか(笑)。
それはいいことと思う、皆さんから当てにされているのだろう。なんでもやりますよ。少しでも役に立つなら嬉しい。
黄金週間が終わるが、気持ちよく仕事を始める事ができる。
ありがとう。
170506 介助犬フェスタ2017
170430 彼女の流し目
今日は日本介助犬協会 シンシアの丘で年2度行われるボランティア交流会。
駐車場に着くと鶯の鳴き声が迎えてくれて、何か良い日かなと思いながら会場のシンシアホールに。そこではいつもは会わない多くのボランティアさんや職員さんらと楽しくお話をすることが出来ました。特に僕の主任務であるデモで主役を張るPR犬たちの預かりボラの方とお話ができ、その犬の性格について互いに「そうそう」と納得したのが面白かった。
恒例のお楽しみのビンゴゲーム。犬はPR犬で、黒はヴィオラ、白はキャロルです。彼女たちが数字が書かれた札を拾ってのビンゴです。そのなゲームでしたが、なんと人生初の「一番ビンゴ!」でした!
いろいろと景品がありましたが、選んだのは非売品のキャップ。シンシアの丘が開所された時に作ったキャップだそうです。「介助犬のキャップは作らないのかなぁ」と思っていたので、これもビンゴ!でした。
そんな中、流し目を送ってくるハーミー。7歳になったのかな。ラブラドールレトリーバの女の子です。日本介助犬協会でPR犬をやっていました。
過去形で書きましたが、本日が彼女の引退式でした。
(追記 PR犬は6歳で引退するそうです)
実は彼女が僕のデモMCデビュ―の時の主演女優でした。2年前のこと。
新センター長からハーミーに感謝状贈呈。
感謝状を持って記念写真
そこで、彼女による最後のデモ。いつもやる気満々です。「お金を早よ落として!」と催促しながらデモが進んで行きます。
「はやく、オープン冷蔵庫」と言ってよ、とこれも催促。右に冷蔵庫が有ってその中のペットボトル取って渡すと言うデモですが、やりたくてしょうがない元気いっぱいのハーミーです。でももう見えません。ちょっと寂しいですね。
昨年はレディと言うPR犬が引退していますので、僕が出会ったPR犬たちが順番に引退して行きますが、今まで頑張っただけに、家族ともに幸せに生きてくれると思います。
ここ数年、介助犬と出会いとボラ活動でどれだけ自分が救われたは、例えようがありません。犬たち、職員さん、ボラさんの皆さんに感謝します。
ありがとう。
そしてハーミー、僕のデビューを見守ってくれて、ありがとう。
「補助犬」って知ってますか?
日本では身体障害者補助犬法により3種類の補助犬が認定されます。その3種類は「盲導犬」、「聴導犬」「介助犬」です。
盲導犬は、多くの方がご存知のように視覚に障害のある方が安全に歩行できように助ける犬です。しかし犬が地図を知っている訳ではなく、地図は使用者が頭に入れて行動されます。盲導犬は、段差、曲がり角、使用者の頭がぶつかりそうな頭上の障害物など危険のありそうなものを発見した時に止まって、使用者に知らせます。
聴導犬は、聴覚に障害のある方に音が鳴っている事を知らせます。例えば「玄関のピンポン」、「電話」、「お湯が沸いた音」、「目覚まし時計」などの音ですが、実際は使用者の希望によって聞きわける音は違います。聴導犬は音を聞くと前足で使用者に触れ音がなっている事を知らせ、その音源まで案内をします。玄関のピンポンが鳴ると玄関まで導きます。
介助犬は、肢体に障害がある方、歩行、立ち上がりに困難な方など、症状、障害の程度に合わせてその仕事内容は変わりますが、「落とした物を拾う」、「冷蔵庫から飲み物を取ってくる」、「携帯電話を探して持ってくる」など、手足に替わるような介助をします。
これらの補助犬がいる事で、障害を持っていても外出する事ができ、さらに社会参加していくことが出来るようになる可能性が高まります。しかしその普及数は以下のあるように多くはありません。例えば介助犬では、介助犬がいる事で社会参加できる可能性があるのではないかと考えられる人は、1万5千人程度いるのではと言われています。
*身体障害者補助犬法により認定された補助犬数(H29年4月1日現在)
補助犬別実働頭数(H29.4.1現在) |
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補助犬の実働頭数―ほじょ犬|厚生労働省 ←左記HPより、毎月月初に更新
その様な現実の中、補助犬、特に介助犬の事を知って戴ける機会があります。
5月20日(土) 介助犬フェスタ2017 @愛地球博記念公園(モリコロパーク)
様々なお楽しみがありますが、3種類の補助犬が揃い踏みしてデモンストレーションをする機会はそう多くはありまんので、是非とのお越しください。
以下は2015年フェスタの時の写真
盲導犬 いろいろな障害物を発見して教えたり、回避したりします。
聴導犬 目覚ましの音でお越しに来ました!
介助犬 お出かけの準備、犬がケープをタンスから出して、使用者に渡し着付けしやすい姿勢で待ってます。
こんなデモンストレーションを見る事ができますよ! (^_^)/
お会いできることを待ってます!
ありがとう。
【参考】以下のような本もあります。
初夏日とピンマイク
2017年4月16日(日) 7:30 鶯の上手な声を聞きながら、幸田サーキットでのイベントにむけて出発準備
ブースの準備を完了した後に、PR犬たちのウォーミングアップ中。
ジゼル(黒、ラブラドールレトリーバ、2歳、女の子)
キャロル(白、ラブラドールレトリーバ、5歳、女の子)
それぞれに好みのウォーミングアップの方法があるようですね。
さてさて、僕の主任務であるデモMCの開始。この写真は午後のデモ、キャロルが主演女優。今日は2017年初の夏日で犬たちには厳しい環境ですが、キャロルは張り切って、楽しく「介助犬」のお仕事を紹介をしました。お客さんたちも介助犬の一挙手一投足を真剣見て、たくさんの拍手をキャロルにして戴きました。
僕は初めてのピンマイクの音を気にしながらですが、MCの出来はまあまあでしたかね。でも反省する点もあり、そこは今後の課題として頭に入れました。
さて、5月20日(土) 介助犬フェスタ@モリコロパーク です。補助犬のこと、介助犬のことを知るには大変良い機会と思いますので、興味のある方はどうぞお越しください。
お仕事が終わって帰宅中のジゼルとキャロル。先輩キャロルの肩を顎でもむジゼル。まったり、うとうと。初の夏日の屋外デモお疲れ様でした。またどこかのお会いしましょうね。
ありがとう。