170517 Let it be
浅い眠りの中でウトウトしていると、目覚まし時計が「起きろ!」と言う。若干重い体と心を動かし、自分の朝食を準備している間に彼女に朝食を食べさせる。そして身支度をして、いつものように玄関を開けた。
玄関の扉を開けたとたん、新緑の強い香りが爽やかの風と共に体を包む。また御日様の力強いが、決して乱暴でない優しさと慈愛に満ちたエネルギーが身を包んだと同時に、「愛」と言うべきか、本当の安心感が心を満たした。そしてその瞬間「生きてる」と思うわず呟いた。「生かされてる」と言うのが正解かもしれないが、陸ガメには「あ!、生きている」、「生きてててもいいんだ」とふっと心に浮かんだ。実に幸せな瞬間だった。
そして車のエンジンをかけたとたん、ラジオからは『次のリクエスト曲は「Let it be」』と紹介。日頃はほとんど聞かないし特別にビートルズが好きと言う訳ではないが聞きなれた曲だ。
以下の和訳は以下から一部抜粋
「どんなに苦しくとも
なすがまま
あるがまままに
こたえは必ずあるから
身をゆだねさい」
実は少し違和感はある。それは「人はそのままでいいのだろうか」と言う疑問である。例え一日一歩でも、「人」になるように修行の日々ではないのかと思う。但し失敗をした時には、その現状に身をゆだね、焦らず次の機会をまつと言うのは良い事だろう。が怠惰にけっして「ありのまま」で良いとは思えない。但し「自分でどうしようもない事に取り越し苦労」する事は必要はあるまい。
とにかく動物脳にある感情や欲望を前頭葉に取り戻し、合理的に考える時間と心の余裕を持ちたいと思う。特に夜の思考は危険であることを経験した。
また先日にも同様な不思議ことあった。
誰かが僕に言いたいことがあるのだろうか。それとも守っているのだろうか。
いずれにしても、ありがとう。