「自分に嘘をつかずに生きていくこと」を学んだ陸ガメが、先行く人を気にせず、ゆっくりと一歩づつを歩みながら思うことを書いていく。

170525 再び本を手にできたこと

昨年8月から人生の課題の一つに取り組んでいる。それはそれまでに様々な経験をして、また尊敬してやまない友人からアドバイスで、課題の一つに向かって決着をつける覚悟ができた。その経緯は下記ブログ少し書いてある。

tortoise.hatenablog.com

そのお蔭でその課題は順調に進んでいるのだが、ここ数ヶ月そのことで頭がいっぱいで、「あ~~~本読まないと」と思いつつ、つい心の精進を怠けていた。言い訳になるが、仕事の内容が変わり、車移動の時間が従来の倍になって、その時間がもったいないと思いながらも、またその疲労もありなかなか、アドラーも含め再読ができなかった。

しかし今日は久々の公共交通機関での移動で、先方でも待ち時間が予想されたので、取り敢えず目の前にあった一冊を手にする。

仏教は心の科学  (宝島社文庫)

仏教は心の科学 (宝島社文庫)

 

御釈迦様の考え方に忠実な原始仏教の本。

アドラーも「人生はシンプルである」と言ってるが、ほぼ同様な内容だと以前読んで思ったが、やはりそうだと思う。

結局、人生を複雑にしているのは「自分自身の心」である。心の動揺、過剰な反応が自分の心に様々な波紋を起こす。今回改めて読んで「不善の感情」、「善の感情」という言葉。以前も読んだはずだが怠けて忘れてるのだ。不善の感情に流されないために、「一旦停止」して物事を合理的に考える必要がある。一時の感情的な反応を一旦停止で再考してみて、「やはりそうだ」と考える事ができたら、それに従って行動すればいい。例え人がなんと言おうと。大集団に対する課題は そこが腹落ちして取り組んでいる。

だが、それは表面的な理解、行動であり、一言でいうと「分かった気になっっていた」のだ。しかし今回改めて読み返すことで「心の精進」が足りない事を思い知った。

意識を意識に取り戻し、人生の主人公は自分であり、落ち着いた合理的な考えで行動できるように精進しよう。だがこの「合理」の「理」については更に知って実践する必要があるとも感じた。

今回、この機会を再度与えてくれた、尊敬してやまない友人に感謝します。

ありがとう。