「自分に嘘をつかずに生きていくこと」を学んだ陸ガメが、先行く人を気にせず、ゆっくりと一歩づつを歩みながら思うことを書いていく。

170611 突然の電話

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この歳なると、夜や早朝の電話への準備はある程度できている。しかし今回の電話はある意味ほっとはしたが、反面実に重い感情を受け止めないといけない内容だ。

それは従弟からの電話。「随分前に会った時に、陸ガメが元気がなくて心配だから電話をかけた」と言っていたが、よくよく話を聞いていると、実はそれは口実ではと思い「何か言いたいことがあるなら、遠慮せずいっていいよ」と言ったが口を濁す。また「少し出て来て旨い物でもくって飲むか?」と言っても同様な返事で煮え切らない。そこで「言いたいことがあったら、夜中でもいいから電話してこい」と言って電話は終わった。とにかく内容から従弟が精神的にもかなり疲れていて、孤独感を感じているのでは、と思った。

かれの家庭状況は想像を絶する状況であると察する事は容易だ。僕にできることはそうはない。また彼の立場を考えると「いらぬお節介」になる可能性もあり難しいところ。

彼の姉、僕の妹とも相談。取り敢えず今の閉鎖的な状況から一次的にでも、気分転換する機会をつくることは出来るだろうと話し合い、近いうちに呼び出して話をしてみようと思う。

人生は理不尽だが、なんとか一人で生き抜かなければならない。しかし孤独でもないはずだ。


Stand By Me • Ben E. King