170923 再挑戦のステージ
今日は、少し湿度が高めの曇り空ですが、雨は降らない様子。
シンシアの丘に向かうと結構な賑わいで、美人職員さん、先輩ボランティアさんらに聞いて見ると、パピーをパピーボランティアに今後10ヶ月の飼育をお願いする委託式とのことでした。僕が到着したころには式は大凡終わっていて、パピーボランティアさんたちがそれぞれのパピーを抱っこして、それぞれの性格や注意事項を担当職員さんとお話しながら、帰って行くところでした。10ヶ月後に立派になったところで会ってみたいですね。もしかすると来年の冬頃には、新しいPR犬にキャリアチェンジする子もいるかも。
そんな様子を見ながらセンター事務所まで待っていると、中からPR犬のキャロルがパピーたちの出発を、「ここから出ては駄目ですよ」と言われている柵の内から見送っていました。しかし、これぐらいに柵なら体で押して出てくることも可能だと思うのだけど、律儀に柵の内側からしっかりと見送っていらっしゃいました。
さて、僕の主任務である今日のセンター外のイベントの主演女優の後ろ姿、何方でしょうか?
はい、ジゼル(ラブラドールレトリーバ 3歳の女の子)です。今日も張り切っていますよ(笑)
30分ぐらいで現場に到着して、すぐに美人職員さんとデモンストレーション配置とグッズ販売の準備完了。
ジゼルはブースの前で、先輩PR犬のお顔をどの様な想いで見ているのでしょうか? それを見習って、おててを交差してしっかりとお客さんをお出迎え中です。
これからが僕の本番のデモンストレーション。対象はなんと幼稚園児!に2回やりました。
以前一度、幼稚園でやった事がありますが、保護者に向けて話すのか、幼稚園児に向けて話すのか、現場でもなかなか絞り切れず、結局我々にとても納得の出来ないデモとなり、結果的にへこだ経験があり、今日はその再挑戦のステージです。
先回の教訓を生かして、美人職員さんと事前に少しデモ内容、段取りを見直したので、その線で幅広い世代向けにデモンストレーションを実施できたと思います。幼稚園児にどこまで伝え切れたのかは未知数ですが、少なくとも「介助犬という犬がいるよ」、「大きな犬だけど、怖くないよ」、「いろいろと落とした物を拾って、渡してくれるよ」、の一つぐらいは印象に残ってくれれば良いと思います。
何事もいろいろとやってみて、反省をして次に備える知恵を出し、準備していけば進歩をするものですね。常在戦場は大げさですが、一回一回のデモンストレーションから得る事は大きいと感じました。
個人的には、幼稚園、小学校、中学校、専門学校、大学とやって、学校関連では高校でやる機会を狙ってます(笑)。また不特定多数を対象とした公開イベントも何度かやりましたが、これも一回一回が状況が違うので、とにかく経験を積んでいくしかないと思います。
そして様々な経験をさせて戴ける、介助犬、日本介助犬協会の職員さん、ボランティア仲間達に感謝します。
ありがとう