「自分に嘘をつかずに生きていくこと」を学んだ陸ガメが、先行く人を気にせず、ゆっくりと一歩づつを歩みながら思うことを書いていく。

171007 ワインとお月さま

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久々にイタリアワインとシャフ料理に浸る。なかなか予約のとれない馴染みのお店に今晩は入ることができた。シェフの料理と絶妙なワインにしばらく時間を忘れて浸ってみる。

アルコールや美味しい料理が唯一自分を解放する手段ではない。日頃から自分に嘘を付いてないので、ストレスはさほど無いがたまにはいいだろう自分に戻る時があってもと。その自分が正しい自分では無いが、アルコールで現れる自分も自分だ。

と言うように「問い」と「問うこと」を分離することが「悟り」への入り口らしいことを、禅の入門書にて聞きかじる。

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その帰り道、空には仲秋を過ぎたお月さまが、右肩を齧られながら僕を見ている。

この「問い」自身が実は煩悩のようだ。「悟り」はこの分離の先で改めて「問い」と「問うこと」が一体化しなければ、煩悩、苦、つまり「比較に苦しむ」を解脱できないとのこと。

先は見えないが、お月さまが道を照らしてくださっていることに、感謝する。

ありがとう