170912 色度図
今朝は雨の中を山に向かっていく、山に近づくにつれ雲は低くなり雨は強くなって来た。山で外を改めて見てみると、全体が霧の中だった。少し重たい気分で、重たい体を動かしやるべきことを進める。午後は仲間と話す時間があり気分もだいぶ良くなってきたが、少し早めに帰宅する。
なんとなくいつもの高速を走っていると、ふと左側に虹を見つける。何度もみる虹だが雨上がりにまじかで見るのは久々で、その微妙な色変化に見とれる。昔の人はこれをどのように見たんだろうか。
少し前に「色」について調べたことがある。色を工学的に表現する手段は様々あるが、古典的な表現の一つにCIE色度図がある。RGBの三原色を頂点に(x、y)座標で色を表現するので、波長を含め直観的に理解をしやすいのはないかと思う。例えば白色(3.1,3.1)とか。日頃見ている液晶の色表現もこのおにぎりの中で表される。単純だけど、その色変化は美しく、よく考えられた物だと思う。
昔の人も色を表現して利用として来た。近頃の色の表現の単純化はあまり好きでなく日本の繊細、微妙、精密な色彩表現の方が好きだ。季節、動物、植物など日本の風土で生まれた色が性にあう。もしかしたら色度に表せない色が日本にあるかもしれない。
いずれにしても、雨が降ってこそ見える虹だ。そんな虹を見えたことに感謝する。
ありがとう