「自分に嘘をつかずに生きていくこと」を学んだ陸ガメが、先行く人を気にせず、ゆっくりと一歩づつを歩みながら思うことを書いていく。

180606 介助犬フェスタ2018 挑戦の礎になっているか

東のお寺では紫陽花が盛んに咲いてるおり、今日から恵みの雨の季節が始まったとの便りが届く。紫陽花と言えば、亡くなったお袋が大切にしていた株が庭にあり、毎年花をつける。しかし今年はなかなか庭を見る時間がなく、今年のお顔を拝見していない。お袋には申し訳ないが、「頑張っているよ」の想いを念じて勘弁して戴こう。

f:id:yamanekohanemuranai:20170604165538j:plain

お袋の紫陽花 2017年6月4日撮影

そんな親不孝な息子が、毎年楽しくボランティア参加しているフェスタが5月19日にあった。もう2週間以上まえだが、書いておこうと思う。

www.kaijoken-festa.jp

このフェスタは今回で8回目。僕は3回目のボラ参加。日頃なかなかお会いできないボラ仲間や介助犬使用者の方々と交流でき、新しい情報と自分自身の気持ちを再設定する楽しく貴重な機会だ。
ここ3回は、一週間前ぐらいから雨予報で開催直前までヤキモキされたが、やはりみなさんの気持が届き、開会直前で黒い雲がほぐれ、ところどころに青空が見えて来た。

f:id:yamanekohanemuranai:20180522210309j:plain
f:id:yamanekohanemuranai:20180522205722j:plain
朝のお天気

 今年の守備位置。ボラ活動として広報に関連しているためか、介助犬を知って戴くための啓発ブースの担当でした。これも3回目。しかし、今年は過去と違い「パラスポーツ」があって興味深い。

f:id:yamanekohanemuranai:20180522210548j:plain義足を使っての陸上・トレイルランニング

f:id:yamanekohanemuranai:20180522210545j:plain

車椅子を使ってのバトミントン、この方は同時にパラカヌーの強化選手で、今年日本介助犬協会で介助犬訓練を経て認定を受けた介助犬使用者でもあります。

 

f:id:yamanekohanemuranai:20180522210541j:plainf:id:yamanekohanemuranai:20180522212909j:plain
アダプティブサーフィン 2017年世界4位のメダル

f:id:yamanekohanemuranai:20180522210339j:plain

アダプティブサーフィン 藤原智貴さんとパートナーの介助犬大吉 確か藤原さんと大吉は、2016年に岡山県初の介助犬ペアーになったと思います。 記念撮影して戴きました。

www.nsa-surf.org

f:id:yamanekohanemuranai:20180522210336j:plain

毎年、このフェスタでお会いする石川県唯一の介助犬ペアー 平野さんとタフィー お元気そうで奥様ともお話ができました。

 

f:id:yamanekohanemuranai:20180522210535j:plain

恒例の前年度(2017年度)に介助犬ペアーとなった3組の紹介と協会活動紹介の会

そして毎年の大切な会が「感謝の集い」

ここでは、毎年前年に日本介助犬協会で介助犬合同訓練をして認定試験をパスした使用者と介助犬のペアーが紹介されます。今年は3ペアーでした。認定試験をパスするまでの課程が動画で紹介されるのですが、会場では涙する方々多いです。特に関係者のお2人が必ず涙することが恒例になっています。それが何方かは「感謝の集い」に参加されてご自身ご確認ください(笑)。但し「感謝の集い」に参加するには会員になる必要がありますので、HPをごらんください。

会員になる – 社会福祉法人 日本介助犬協会

僕も洩れなくもれました。でもこの時間が最も大切だと思いっています。それはボラ仲間の多くが参加していることからもわかります。日頃の活動では直接的に介助犬ペアーを生み出している訳でないので、とにかく楽しんでお手伝いしてることが、直接的か、間接的かに関わらず、人と犬たちの新たな挑戦の礎になっているだろうと思える、大いに大切で重要な機会です。今年もここで自分の覚悟を再設定する機会を戴けました。

f:id:yamanekohanemuranai:20180522210327j:plain
f:id:yamanekohanemuranai:20180522210321j:plain

そして最後は恒例の参加ボラ全員による記念写真 カメラマンも実はボラ仲間の一人ですが、毎年ご自身以外の撮影を担当されています。右の写真はフェスタ開場前にカメラマン位置に立ってみてボラたちが陣取る場所を見下ろしてみました。企業、大学、専門学校などからのボラや、協会ボラなどで、この青い椅子がいっぱいになります。

今年も7000人を超える人々が訪れて、年々入場者が増加しているようです。たのしい訓練犬との触れ合い・ゲーム、キッチンカー、聴導犬盲導犬福祉車両などなど様々な形で補助犬介助犬などを知って、見て、触れることができます。今年参加できなかった方も来年もほぼ同時期に開催されると思いますので、是非とも覗きに来てください。日本介助犬協会が目指す「人にも動物にもやさしく楽しい社会を目指して」の理念をご理解いただけると思います。またついでにチャリティグッズを購入戴けましたら、良質な介助犬育成に大いに貢献できると思います。

個人的には、ボラ仲間、使用者さん、職員さんたちと楽しく交流でき、さらに感謝の集いで自分を見直しできることに大いに感謝します。来年もボラ参加できれば幸いです。

ありがとう