「自分に嘘をつかずに生きていくこと」を学んだ陸ガメが、先行く人を気にせず、ゆっくりと一歩づつを歩みながら思うことを書いていく。

1705014 今日の幸せ 日向ぼっこしたこと

昨日と違って、晴天でほっこり。

家にも一応庭がある。戸を開けて廊下に座って日向ぼっこ。気持のよい風にのってくる新緑の香りとお日様の温もり。

その目の前に紫陽花が揺れる。この紫陽花はお袋が大切にしていたもので、妹からも「大事にしてね」と念を押されている。

あまり手入れをしていなが毎年花をつける、その枝先に新しい今年の花の芽が出ていた。今年もいつものように咲くようだ。

今日は母の日らしい。

ありがとう

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170514 この空を飛べたら・・・

陸ガメも生きたい、と思うのである。

親の庇護から離れ仕事に就き、そして家を守り、家族、両親を大切に思い、苦しくとも食い扶持を稼ぎ続けた。そして両親も不十分ながら送ることができ、子供たちもそれぞれ旅立っている。そして今、残りの人生が数えられる数になって来た時に、さてもう一度生き直したいと思う。

ゆっくりと陸上を歩むしか出来ない陸ガメでも、時には大空を舞っている鳥たちを見上げて「あ~~~、空を飛べるのか」と羨ましく思う事がある。自分に堅い甲羅と立派な足はあるが翼はないことにを不思議に思い、なぜ自分に翼が無いのかと悩み、それは「自分が無能だ」からだと、それこそ数十年間思い続けていた。

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しかし、数年前に尊敬してやまない友人から「嫌われる勇気」を教えて戴いて以降、様々な本を読みんだ。また今まで絶対的存在であった集団から出て外の集団に触れてみると、少なくとも「自分が無能」であることは間違いである事が分かった。自分が陸ガメであると認めるが、それは自分自身の存在や能力を否定する事ではない、と考えられるようになったのである。そしてそのお蔭で自分の人生の課題、今まで蓋をして無い事にしていた2つ問題に正面から向き合い解決する気持ちがもてるようになった。

そこで「自分に嘘をつかない」ことを第一として、まず最初に一つ目の課題に取り組む為に絶対的存在である集団と改めて向かい合った。いろいろと積み残した問題を片付けた後に、新たにそこでの役割を考えた時に集団内でやり残したことがあることに気付く。しかし大きな集団であるが故に個人のそのような事は「どうでもいい事」である。しかし自分がここでの価値を見出すにはそのやり残したことをやる必要があった。そこで大凡7カ月程度かかったが、仲間の応援も戴きながら周囲を説得して、その「やり残した」事をやっている小集団のメンバーになることが出来た。実はここにたどり着くために10年ぐらい必要だったのだ。

ところがその小集団のリーダーも時々、「自分に嘘をついて仕事をすると心病む」、「自分が楽しくないと思う仕事はしない」と言い切るのである。正直その言葉には驚いた。やっと共感できる仕事を共感できる考え方をもった方々と、やれることができる場にたどり着くことが出来た。やはり「自分に嘘をつかない」事は大切な事だ。実際の仕事も「仕事を作っていく」感があり、大変有意義で楽しいものである。正直、仕事が楽しいと思えたのは初めてだ。このリーダーの下ならば体力的、精神的にきつくても、何事も自分の事としてやり切ることが出来る。いやそう「覚悟」した。

さらにもう一つの課題には昨日から取り組みだした。こちらの方が大きな課題と思うが、自分の人生を自分らしく生き抜いて行くにはどうしても解決しなければならい。すでに問題が目の前に、この手元にあるのである。

覚悟をもって事にあたろう。

陸ガメも翼をもち、この空を飛べることができる日が来ることを信じている。

ありがとう。 

170513 今日の幸せ 雨で整理ができた。

昨晩からの雨音を聞きく浅い眠りの中で、GW明けからの様々なことを考える。混乱状態だった課題が少し整理出来た。

特にスマホ。もう化石となっている携帯電話を使っている。それをどのスマホにしようかと先週から考えていた。スマホ先輩らの意見も総合して大凡機種は決めたが、SIMフリーは前提として、そのSIMをどこにするか、いくらの予算でやるか考えないとけない。具体的にはもう少しかかるかなと思う。

最大の課題も雨のお蔭で少し進んだ。

ありがとう。

170512 今日の幸せ 言葉がふっと浮かんだこと

浅い眠りだが、いつのも時間に起床。朝食と身支度をすませた。そして玄関をでてゴミを集積場においた時だったか、車にエンジンをかけた時だったか、急に頭に「ありがとう」と響く。僕が言った訳ではない。後頭部上の方からか、ふっと「ありがとう」が響いた。

単なる思い違いか、一体誰が僕に言うのだろうか、と思いながら高速で目的地に向かう。その間に僕も「ありがとう」とつぶやいてみる。何か気持ちいい。日中の暑さと仕事の厳しさを感じるが、力強い朝日のお蔭でもあろう温かい気持ちで仕事に向かう。

厳しい状況であることを改めて確認したが、仲間たちとその厳しさを越えるための一体感が出来たと思う。

ありがとう。

170511 今日の幸せ 風を感じた

この頃は仕事での車移動が多い。今日は日本中で28℃ぐらいあったらしく、窓を全開にして、風を感じて走るにはちょうど良かった。

山から町に移動中、窓を開けた時に鶯の高い一声が聞こえた。「あ~~~、聞けてよかった」と元気な声に思う。また目的地の駐車場では燕や他の小鳥たちが、温かさを喜んで舞っている。

帰宅時は高速を走っていると強い新緑の香りが、つん~~~と伝わってきた。

風を感じるには、本当はバイクがいい。

空気を切り裂くように一直線に走ったり、止まった時のその場の空気感、香り、暑さ、喧騒、全てを感じる事ができる。車でも窓を全開すれば、自然を感じながら走るにはいい日よりだった。

ありがとう。

 

170510 今日の幸せ 水に流せたこと

年齢を重ねたからだろうか、眠りが浅い時がある。昨夜も夜中から。強い雨音が時折聞えていた。「あ、降ってるなぁ」と眠りと覚醒の隙間での漂う。彼女は僕の右側で寝息というより、いびきに近い呼吸をしている。そんな彼女の体に触れて、温もりと呼吸によるお腹の動きをたのごころに感じながら、強くなる雨音を聞きながらもう少し寝ようと思う。

少しすると、うとうと状態で目覚ましが鳴って新しい日を始める。彼女と僕の朝食を準備して、身支度をして玄関を開ける。幸い夜中の雨は上がっており、黄砂で真っ白だった車がモスグリーンの色を取り戻していた。雨がたまった黄砂、埃をすっかりと流してくれたいた。

さあ、たまった穢れをお天道様からのお恵みにで拭い去って、新しい日の始まり。

夜の暗い思考から解放されて、新しい一歩を、日常を取り戻すことが出来そうだ。

ありがとう。

170509 今日の幸せ 雨の香りを感じたこと

休み中に溜まったメールを読み、受信箱を整理。そして休み前からの課題を思い出す。「そうそう、あの資料」と読みだした。そこでの「あ!そうだ」と掛け算と足し算の簡単な算数を解いて「なぜ」が一つ解決。

そこでドアを開け外に出ると、あの懐かしい雨の香りが僅か表面を見せる土の部分から漂ってきた。天気予報も夕方から雨と言っていたことを思い出す。日頃は排ガスやガソリンの匂いがするところでも、少し風がながれれば、子供の頃によく嗅いだ雨の香りが漂い、堅くなった心が少しほぐれた。

少し乾燥気味だった空気もすこし優しく湿ってくれるだろう、車についた黄砂を流してくれるだろうと、小さな期待をしつつ、雨を感じたことに感謝する。

ありがとう。

170506 たぶん、おそらく、いや絶対に・・・

 今日の主演女優はヴィオラ。美人訓練士の膝まくらにうっとり中の寝顔を、インスタ用に撮影されているところを横からパシャ!

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もう一人の主演俳優、ボルゾイのアンガちゃん、凄く人懐っこくて触られるのが大好き。今日は募金箱を首にかけて募金をお願いする。

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寝そべってアピール中! 

手前に更にもう一人の主演俳優、黒ラブのゼット君。ごめんね、写真を取り忘れました。

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そして、美人訓練士の一声から始まった募金活動。

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忙しく行き来する人々に、声を出して介助犬育成費用の募金を訴える。ボーイスカウトの時に赤い羽根や緑の羽等の募金活動をやったけど、募金をしてくださる方は様々。本当に外見では分からない。きょう一番ビックリしたのは若い女性だった。財布を出しながら近づいてきたと思ったら、何とお札を募金してくださった。正直いいですか?と聞いてしまいそうに。

また小さなお子さんは硬貨を募金箱にチャランといれて、最初は犬に恐々に触れのだが、ちょっと撫ぜると犬の優しさが分かったのか、楽しそうにしてました。

今日は昼頃から雨の予報で、シンシアの丘を出発する時には降っていたようですが、幸いに募金活動中は雨に降られずに任務を終了する事ができました。ありがとうございます。

 

でもしかし!である。実は私にとって初めての介助犬募金活動・・・

たぶん、

おそらく、

絶対に、

一緒に活動したメンバーたちは気付いていない・・・

私が介助犬募金活動は初めてだと言うことを・・・

なぜだ?(笑)。

以前にもあったのだが、振られた任務が実は初めのもので、私が職員に「これ初めてだけど」と言うと「え!」「うそ!」、と言われる(笑)。やはり年齢のせいか、なんでもやれて当然と言う感じなのか? そんなオーラが出ているんだろうか(笑)。

それはいいことと思う、皆さんから当てにされているのだろう。なんでもやりますよ。少しでも役に立つなら嬉しい。

黄金週間が終わるが、気持ちよく仕事を始める事ができる。

ありがとう。

170506 介助犬フェスタ2017

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介助犬フェスタ2017が、5月20日(日)@モリコロパークで開催されます U(∵)U

www.kaijoken-festa.jp

いろいろなお楽しみがありますが、その中でもこの「感謝の集い」は会員限定ですが、昨年度新たに認定された介助犬ペアーとその訓練を行った訓練士らの話が聞けます。下記投稿は2016年フェスタのもの。

私のとって、介助犬利用者になる苦労、また送り出す苦労。汗、笑い、涙の話をお聞きし改めて自分の原点を見つめる事が出来る大切な機会と感じています。

www.facebook.com

会員登録は日本介助犬協会に問い合わせてくだいね。当日でも登録可能かもしれません。

s-dog.or.jp

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自称陸ガメもいるかも!

ありがとう。

170430 彼女の流し目

 今日は日本介助犬協会 シンシアの丘で年2度行われるボランティア交流会。

駐車場に着くと鶯の鳴き声が迎えてくれて、何か良い日かなと思いながら会場のシンシアホールに。そこではいつもは会わない多くのボランティアさんや職員さんらと楽しくお話をすることが出来ました。特に僕の主任務であるデモで主役を張るPR犬たちの預かりボラの方とお話ができ、その犬の性格について互いに「そうそう」と納得したのが面白かった。

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恒例のお楽しみのビンゴゲーム。犬はPR犬で、黒はヴィオラ、白はキャロルです。彼女たちが数字が書かれた札を拾ってのビンゴです。そのなゲームでしたが、なんと人生初の「一番ビンゴ!」でした!

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いろいろと景品がありましたが、選んだのは非売品のキャップ。シンシアの丘が開所された時に作ったキャップだそうです。「介助犬のキャップは作らないのかなぁ」と思っていたので、これもビンゴ!でした。

そんな中、流し目を送ってくるハーミー。7歳になったのかな。ラブラドールレトリーバの女の子です。日本介助犬協会でPR犬をやっていました。

過去形で書きましたが、本日が彼女の引退式でした。

(追記 PR犬は6歳で引退するそうです)

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実は彼女が僕のデモMCデビュ―の時の主演女優でした。2年前のこと。

ameblo.jp

新センター長からハーミーに感謝状贈呈。

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感謝状を持って記念写真

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そこで、彼女による最後のデモ。いつもやる気満々です。「お金を早よ落として!」と催促しながらデモが進んで行きます。

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「はやく、オープン冷蔵庫」と言ってよ、とこれも催促。右に冷蔵庫が有ってその中のペットボトル取って渡すと言うデモですが、やりたくてしょうがない元気いっぱいのハーミーです。でももう見えません。ちょっと寂しいですね。

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昨年はレディと言うPR犬が引退していますので、僕が出会ったPR犬たちが順番に引退して行きますが、今まで頑張っただけに、家族ともに幸せに生きてくれると思います。

ここ数年、介助犬と出会いとボラ活動でどれだけ自分が救われたは、例えようがありません。犬たち、職員さん、ボラさんの皆さんに感謝します。

ありがとう。

そしてハーミー、僕のデビューを見守ってくれて、ありがとう。