「自分に嘘をつかずに生きていくこと」を学んだ陸ガメが、先行く人を気にせず、ゆっくりと一歩づつを歩みながら思うことを書いていく。

171017 雲海からの脱出

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冷たい朝だ。ボチボチ暖房が恋しくなるが、彼女が寄り添ってくれるお蔭で温く眠れる。

しかし、エンジンを掛けると久々に1500回転ぐらいまであがる。Cold Startの時期になったことを教えてくれた。

一日は日常として進み、夕方近くになると同室の若者たちが外を見ながら、「天空の城」だとしばらく騒いでいた。僕は考えごとをしていたが、その騒ぎが少し長く続いたので、そちらに行って外を見てみると、なんと霧の塊が、雲海が建屋に迫まり、いずれは飲み込まれそうな気配。

外に出ると、駐車場も何やら薄っすらと霧の中。昔、湿度が90~100%となる地方にいたことがあるが、まさに水の中を歩いているかのようだ。しかし気温は低く冷たい。エンジンも朝と同じく、回転数があがり寒さを主張してくる。

しかし、なぜか高速を走っているとすごく安らかな気持ちになった。全く不思議だ。まさに霧が晴れたかのような気持ち。

時間は霧も晴らしてくれるようだ。

ありがとう